田舎暮らしをしていると、もっぱらコーヒーを楽しむのは「おうち」。
おうちでだって、カフェみたいなおいしいコーヒーを楽しみたい!
市販のコーヒーで楽しむおうちのコーヒータイムがより楽しく充実するように、
わたしが実践する10のコツを紹介します。
- ①ベースとなる、好みのコーヒーを選ぶ:(PBより、メーカーいちおしのものが外れない)
- ②粉でもインスタントでも、おいしさキープは保存方法がキモ
- ③お水を選ぶ:硬水はNG
- ④温度にこだわる:沸騰後の一呼吸おいてから
- ⑤淹れたての香りからまず楽しむ
- ⑥ミルクをいれるなら、あたためておく
- ⑦コーヒーカップもお気に入りを投入
- ⑧目で楽しむ:クロスやコースターなどグッズにもこだわって
- ➈ちょっとしたお菓子を添えると、楽しみ方が広がる!
- ⑩アレンジをおさえれば、いつだって新鮮なおいしさで楽しい
①ベースとなる、好みのコーヒーを選ぶ:(PBより、メーカーいちおしのものが外れない)
おうちで楽しむコーヒー。ベースとなるコーヒーは都度都度変えることはできないので、お気に入りで飲みやすいコーヒーを1~2種類そろえておきたいもの。
豆の種類にこだわりすぎて、あれもこれもと種類を揃えてしまうと、鮮度がおちるので、1~2種類くらいにとどめるのがよいです。
市販のコーヒーには、レギュラーコーヒー(豆)、レギュラーコーヒー(粉)、インスタントコーヒー、液体のそのまま飲めるボトルコーヒー、牛乳などで薄める濃縮タイプのボトルコーヒーなどがあります。
カフェのようなコーヒーを楽しむといった観点からは、淹れた時に香りが楽しめるレギュラーコーヒーかインスタントコーヒーがおすすめ。
おうちで抽出にこだわりたい、という人は、レギュラーコーヒーの粉を常備しておけばよいでしょう。
(ドリッパーとコーヒーフィルターが必要になります)
お湯だけでサッと淹れて飲みたい、ゴミを出したくない、という人は、インスタントコーヒー(瓶タイプ)を1本常備しておけばよいでしょう。
ちなみに私は、レギュラ―コーヒー(粉)を1種類、インスタントコーヒー(瓶)を2種類※、計3種類の市販コーヒーを常備して楽しんでいます。
※1種類はカフェインレスタイプ
好みの味わいであればスーパーなどのPBでもよいのですが、購入するのはメーカーブランドにするように決めています。
ちなみに、わたしがいま飲んでいるのは「森彦の時間 マイルドブレンド」「ネスカフェ ゴールドブレンド」「ネスカフェ ゴールドブレンドカフェインレス」。
メーカーブランドは、味わいや品質が長年投資研究されているものが多いため、信頼度が高く外れがないことが多いです。
とくに長年販売されているブランドは、ファンの期待に応えるためにも、品質にこだわり続けているものが多いと思います。
②粉でもインスタントでも、おいしさキープは保存方法がキモ
コーヒーの香りや味わいキープのため、重要なのが保存方法です。
コーヒーの品質に影響を与えるのは、温度、湿度、酸素の3要素。
コーヒーの品質をできるだけキープするためには、
低い温度で、乾燥した状態で、直射日光を避け、密閉して保存することが重要です。
たまに、コーヒーショップで透明の瓶に入れたコーヒー豆がカウンターに並べてあったり
キッチン脇におしゃれな瓶に入れて陳列されていたりするものがありますが
あれは正直あまりおすすめできる保存方法ではありません。
本来は、遮光性のある銀パウチなどに入れて空気を抜いてきつくチャックを閉め、すぐ使うなら直射日光をさけた棚の中にしまうか、しばらく使わない分は小分けにした分量で冷凍庫で保管することをおすすめします。
※出し入れしてしまうと吸湿するので、使う時に冷凍庫から出してすぐに使用する
インスタントコーヒーも、直射日光を避けて涼しい棚などに、キチンと瓶のふたを密閉した状態で保管するのがよいとされています。※冷蔵庫保管は出し入れで吸湿するためNG
③お水を選ぶ:硬水はNG
コーヒーを淹れるときに使う「水」によって、味わいが異なってくるため、どの水を使うかはとても重要です。
海外産のミネラルウォーターなどの「硬水」で淹れたコーヒーは、おいしくありません。
必ず軟水を使用するようにしています。
硬水の場合は浄水機を使用するなど、工夫をするとよいでしょう。
④温度にこだわる:沸騰後の一呼吸おいてから
コーヒーを淹れる温度は沸騰したてより、一呼吸おいたものがおいしく仕上がるといわれています。
レギュラーコーヒー(粉)を抽出する場合、お湯が高温か低温かによって、抽出されやすい成分に変化があるそうです。
高温すぎると、苦みや渋みが多く抽出されてしまうため、沸騰後ではなく一呼吸おいて(90℃ちょっとになったくらいで)抽出するとよいです。
インスタントコーヒーの場合は、抽出した液体を乾燥したものなので、淹れる温度によってそこまで差が出ないですが、ホットコーヒーとして飲んでおいしい温度が70度程度なので、80-90℃くらいで淹れるとちょうどよいようです。
お湯の温度にもこだわってみるとよいですね。
⑤淹れたての香りからまず楽しむ
コーヒーの楽しみは、飲んだ時の味わいもそうですが、「香り」も重要な要素。
コーヒーを挽くとき・コーヒーを淹れるとき
いずれも豊かな香りが立ち上り、幸せな気分になりますよね。
忙しいひとときですが、コーヒーを淹れているときから少し気持ちを落ち着けて、「楽しむ」つもりで出来上がりを待つと、出来上がったコーヒーの味わいも数倍おいしく感じられる気がします。
⑥ミルクをいれるなら、あたためておく
ブラックコーヒーで楽しむ方のほか、カフェオレなどミルク入りで楽しむ方の場合は、あたためたミルクを使用するのもポイント。
ちょっとしたことですが、冷たいミルクはコーヒーの温度を冷ましてしまうので、おいしさが少し損なわれてしまいます。
別であたためておいたミルク(できれば泡立てたふわふわミルク)を注いだカフェオレは、幸せな飲み物に感じられますよ♪
⑦コーヒーカップもお気に入りを投入
コーヒーをおいしく味わうには、コーヒーカップも重要。
ぼってりとした和風のカップも趣はありますが、わたしは口の厚すぎないカップを愛用。少し飲み口がラッパ状に広がっているものほど、コーヒーの香りが広がって豊かに楽しめます。
何種類か持っていることで、気分にあわせて選べる楽しみももてますね。
わたしは、白いウェッジウッドのカップと、ボダムのダブルウォールを愛用中。
ダブルウォールグラスは、使ってみるともう手放せないほど気に入っています。
⑧目で楽しむ:クロスやコースターなどグッズにもこだわって
カフェのような、ちょっと気分の上がるカフェタイムを過ごしたいというときは、見た目にもこだわってみると、不思議といつもよりおいしく感じられたりします。
カフェトレーにクロスを敷いたり、コースターを添えてみたり。
カフェトレーにのせてスタイリングするだけでそこだけちょっと特別な空間になるので、カフェトレーはぜひ揃えて置きたいアイテムです。
➈ちょっとしたお菓子を添えると、楽しみ方が広がる!
コーヒーの味わいを広げるなら、一口サイズのお菓子を添えてみるのもコツとしておすすめ。
お菓子にコーヒーを添えるのではなく、コーヒーに添えるお菓子、というのがポイントです。
おすすめは、小さなチョコなどシンプルなものを。
ちょっと口に含んでコーヒーを飲むと、ふわりと味わいがお口の中であわさって、ハーモニーが生まれます。ヨーロッパではコーヒーとチョコレートは欠かせない相棒。ぜひまねしてみてください。
⑩アレンジをおさえれば、いつだって新鮮なおいしさで楽しい
おうちでコーヒーを飲む頻度は多いから、どうしたってマンネリ化してしまいますよね。
ベースのコーヒーはそのままに、日によってアレンジを加えてみると、毎回新鮮な味わいで、飽きずに楽しむことができます。
アレンジも難しいものは続かないので、ちょい足しレベルでOK!
ミルクを入れる分量を変えてみる、砂糖を黒糖に変えてみる、などちょっとしたことにこだわって、毎回新鮮に楽しんでみましょう。
「今日のアレンジ」を積み重ねていけば、マイ・ベストメニューも完成するしで一石二鳥。
ちなみに私が最近やってみてヒットしたのは黒糖×ブラックコーヒー。コーヒーに入れるのではなく、黒糖は添えるだけ。ひとかじりしてブラックコーヒーを飲むと、ふわりと甘×苦が混ざり合って複雑な味わいがおいしい!
以上、おうちでコーヒーをおいしく楽しむための10のコツを紹介しました。
なかなかカフェに行けないけどコーヒーは大好き、という方
おうちのコーヒータイムの充実度をあげたい方、
市販コーヒーを楽しむひと工夫のコツが参考になればうれしいです♪